2022/11/11
11月8日(火)日本各地で観測された皆既月食+天王星食。皆既月食と惑星食の同時進行は1580年以来442年ぶり、織田信長存命中依頼ということで大いに話題となりました。
本校では、天文部が王子の校舎屋上に設置された天文台の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)で観測を行いました。
19:57頃に皆既月食となりましたが、月は完全に見えなくなることはなく、地球の大気でわずかに屈折して月に届いた太陽光に照らされ、十円玉のような暗い赤銅色に見えます。
そして、月の左下にはこれから月の裏に隠れる天王星が迫ります。
そして、いよいよ20:40頃から約1分間かけて月に天王星が隠れていきました。これら一連の動きを、天文部が静止画と動画に収めましたので、どうぞご覧下さい
月の裏に天王星が隠れていきます。こちらは、連続写真の動画です。
なお、駿台学園では大人の方対象の駿台天文講座や小中学生対象のジュニア天文教室を毎月開催しています(参加無料)。今月は11月19日(土)に、「太陽系の起源をめぐる小天体探査 ―小惑星リュウグウサンプルリターン―」をテーマに取り上げます。詳細は下記をご参照下さい。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。