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学校行事

高校2年生修学旅行(国内)リポート 6日目

2018/03/14

ついに迎えた3月8日木曜日の最終日は、最高気温は19度ですが、途中雨が降ってくる肌寒い日となりました。朝食の時には、修学旅行が今日で終わってしまう寂しさを口にする生徒たちもいました。

ホテルを出発し、歩いて首里城公園へ向かいました。8時半の開門時間には、御開門の儀式を見ることができました。「奉神門」の入り口で、歴史衣装を身にまとった方が、銅鑼を鳴らし、開門する儀式です。首里城の正殿は琉球王国最大の木造建築物で、尚王朝歴代の王が住んでいた城です。沖縄戦の時には、首里城に日本軍が司令部を置いていたために砲弾が飛来し、破壊されてしまいました。現在の建物は、1992年に復元したものです。2000年に「首里城跡」として他の城(グスク)などとともに「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の名称で世界遺産に登録されました。

正殿の建築は、中国の宮廷建築と日本の建築様式を基本にした、琉球独特のものとなっています。2000円札の絵柄となった守礼門や、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)を見て記念撮影をしたり、城内の展示を見てワークシートに取り組んだりしました。

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その後、バスで移動し、沖縄県立博物館へ向かいました。この博物館では、沖縄の自然や文化、歴史について学習しました。沖縄が、本島とは異なる湿潤な亜熱帯の気候であるために、生息する生物が違うだけでなく、くらしまでも異なることを美術工芸品の展示物をとおして実感しました。

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修学旅行の最後は、国際通り散策でした。国際通りは戦前湿潤地帯でしたが、米軍によって道が引かれたことで急激に発展しました。長さは約1.6kmで現在はお土産やさんなどが多く立ち並んでいます。各班ごとに歩きながら、昼食場所を選び、また気になったお店に入って東京では目にしない鮮やかな色合いの品々や食べ物などを、目移りしながら見て触って味わい、お土産を購入したりして、とても楽しんでいました。

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14時ごろに那覇空港に移動しました。バスの車内では、ガイドさんが三線を演奏してくださったり、最後には修学旅行の安全を記念した手作りのお守りをくださったりして、とてもよい思い出となったようです。

 

帰りの飛行機は30分ほど遅延し、羽田空港には19時過ぎに到着しました。長いようであっという間だった5泊6日の修学旅行も無事に終了しました。日常生活ではなかなかできないことを経験し、考えさせられることも多くあって、かけがえのない思い出となったようです。この修学旅行で得たものを残りの高校生活でも活かしてほしいと思います。

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