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学校行事

高校2年生修学旅行(国外)リポート 4日目

2018/03/08

本日は、イタリアからオーストリアに移動日となります。一夜明け、早朝再び小雨のローマを出発し、空路ヴィーンへ。ヴィーンに到着すると、こちらは何と雪です。

最初の見学地であるメルクは、ヴィーンから西方へバスで約80分の場所にありますが、ヴィーンを離れるとどんどん雪が強くなり、所によってはほとんど吹雪の状態でした。メルク到着後はまず、昼食。刻んだパンケーキの入ったコンソメスープにマスですが、パスタが出てこないところからしてイタリアとは大きな違い、違う国に来たということを実感する内容でした。

昼食後はいよいよメルク修道院の見学です。雪道を滑らないように気をつけながら修道院入り口へ。この修道院はベネディクト派ですが、ベネディクト派の本拠地モンテ・カシノは、先日日曜日にポンペイに行く際、高速道路からはるか山上の修道院を眺めたばかりです。この修道院は毎年夏の英語の研修で訪れるアイルランドの出身の聖コルマンの聖遺物(あごの骨と歯)が残されていることでも知られますが、ウンベルト・エコの「薔薇の名前」にも登場する、実に見事な、ドイツ・オーストリアのバロックを代表する建築です。入場後は、ベネディクト派やメルク修道院の歴史、見事な図書室、そして最後に壮麗な教会を順次見学しましたが、室内は基本的に写真撮影が一切禁止で、様子をご紹介できないのが大変残念です。

修道院の周辺は一面の銀世界。日本でのお馴染みの「きよしこの夜」は、今から200年前にメルクよりもう少し西のザルツブルクの近郊の町で初演された曲だと言われますが、この曲の作者たちは、このような雪景色を日頃見ていたのでしょうか。

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メルクの後は、ヴィーンに移動です。ヴィーン市内はさすがに雪も小降りで、そろそろ止みそうな空模様。時間が少々中途半端なので、中心街のケルントナー通でしばし解散し、生徒は土産など購入。自由時間の後は、夜のコンサートに備えて少し早めの夕食をとりましたが、メニューはハンガリー料理のグーラッシュ。ヴィーンは、多民族国家ハプスブルク帝国の首都であったため、周辺諸地域の民族的料理が流れ込んでいます。

夕食の後は、コンツェルトハウスで、NDRフィルハーモニー管弦楽団の演奏会の鑑賞です。このオーケストラは北ドイツからの客演ですが、とりあげる演目はモーツァルトのピアノ協奏曲ハ短調KV491と、マーラーの交響曲第5番嬰ハ短調という、まさにオーストリアもの。マーラーは世紀末ヴィーンの頽廃を感じさせない、合理的で一種健全な演奏でしたが、終演後満席の会場は暖かい拍手で異邦人の演奏家たちを労っていました。

 

移動があったため、見学場所こそ少なかったものの、早朝から22:00までの長い一日が終了しました。明日からは、ヴィーンの見学に入ります。

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