2018/10/26
10月25日(木)、修学旅行も4日目を迎えました。今日は班別自由行動の日です。暑からず寒からずの晴天です。市バス・市営地下鉄の1日乗車券を手に各班8時頃ホテルを出発です。
全ての班が見学先に選んだのは、金閣寺、銀閣寺、龍安寺でした。その他古典の教材『徒然草』に登場する御室仁和寺や南禅寺に行った班もありました。金閣のきらびやかな様式と銀閣の落ち着いた様式が、同じ室町時代のわずか60~70年程度の時代差の中で生まれたことに、改めて驚いている生徒が多かったようです。どうやら今年の生徒の中では金閣が人気だったようですが、どうもこれは金メダル、銀メダルというスポーツ界の格付けに引っ張られているところがあるのは間違いなさそうです。しかし1日の見学が終わる頃には、禅宗寺院や枯山水庭園の良さも生徒はよく分かってきた様子でした。昨日までの、豪華なもしくは写実的な仏像が主役の密教系寺院とは異なる思弁的な禅寺の魅力を、生徒は満喫していました。
いくつかの寺院では外国人観光客や他の修学旅行生でごった返しており、見学の時間の微調整が必要でしたが、各班とも上手に工夫してスケジュールをこなしていました。外国語で道を聞かれる班もあったとのこと。ここ何日か様ざまな見学地を訪れましたが、2020年を前に英語やその他の言語による表示が増えてきたようです。グローバル化と英語の必要性を、生徒には実感してほしいところです。
今回の宿舎は京都タワー系のホテルであるため、展望台の無料券が配付されました。班別行動の1日を、京都タワーから京都の夜景を一望することで締めくくった班が多かったようです。
いよいよ明日が最終日です。