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学校行事

国外修学旅行 3日目 ベルリン→ヴィーン

2019/03/05

3月4日(月)

国外修学旅行の3日目は、午前中にベルリンからヴィーンへと首都間を移動し、午後に見学というスケジュールです。ベルリンの雨は夜のうちに上がり、晴れ間もある暖かい朝となりました。

08:10ホテル発。空港までの移動と搭乗手続きのアシスタントは、昨日もお世話になったガイドのハイケさんです。バスの中でベルリンについての様ざま話をしていただうちに、ベルリン・テーゲル空港(TXL)に到着、オーストリア航空便へのチェックインの手続きをしました。短い間ながらハイケさんの朗らかな性格に生徒たちも親しみを覚えたようで、一緒に記念写真を撮る生徒もいました。

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搭乗機のベルリン到着が遅れた関係で各種手続きの待ち時間が長く、出発も20分程度遅れましたが、無事予定通りの時刻にヴィーンに到着。機中では窓から、眼下のドイツ、チェコ、オーストリアの様子を見入る生徒もいたようです。

今日と明日の2日間にかけてヴィーンの案内をしてくださるのは、本校がこれまでにもお世話になっている日本人ガイドの治田さんです。バス車内では世界遺産に登録されたヴィーン歴史地区のお話や、ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」の裏話などを聞きながら、ドナウ川を越えて中心部に入っていきました。ヴィーンの気温は18℃と春の陽気で、心なしか道行く人たちの表情も明るく感じました。

最初の見学地はプラーター公園です。映画『第三の男』でオーソン・ウェルズが乗っていた有名な大観覧車に乗りました。ヴィーンの街並みは美しく整えられているため、観覧車が頂上付近に煉瓦色の街並みを見下ろした時には生徒たちも特に大きな声を上げていました。

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観覧車の後には併設されているお店でも時間をとり、多くの生徒たちはヴィーンならではのお菓子などのお土産を買っていました。

 

次に見学したのはシュテファン大聖堂です。シュテファン大聖堂はハプスブルク家とカトリック教会の権威を象徴するゴシック様式の壮麗な建築で、モーツァルトの結婚式・葬儀が行われたことでも有名です。かなりの高さがあるので、内部は上に広い空間があり、上方にはステンドグラスから降り注ぐ光で独特の雰囲気が満ちていました。ステンドグラスは戦災によって失われ、現在は多くの場所で何の変哲もない色ガラスが入っておりかつての輝きは失われているものの、主祭壇上部の部分は当時の美しさを保っており、生徒たちも魅入っていたようです。ヨーロッパの教会は長い年月をかけて造られますが、一部の祭壇は17世紀バロック様式です。見学を進めながら、カトリックとプロテスタントについて、ハプスブルク家の歴史について、そして建物の一つ一つのデザインの意味についてガイドさんから学ぶことができました。軽快に面白く話をしてくださるので、生徒たちも普段以上に興味を持って聞いていました。

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シュテファン大聖堂を出た後はしばらく街中を歩き、ハプスブルク家の霊廟のあるカプチーナ教会に立ち寄った後、オペラの裏、アルベルティーナ美術館前で再びバスに乗りました。

続いて向かったのはプリンツ・オイゲンによって建築されたもバロックの傑作、ベルヴェデーレ宮殿です。ベルヴェデーレとは「美しい眺め」の意で、建物の外観もさることながら、ヴィーンの中心街に向かってゆるやかに下る庭とその先に見えるシュテファン大聖堂を望する借景は、素晴らしいものでした。ここでは生徒も思う存分写真を撮っていました。

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現在ではベルヴェーデーレ宮殿の内部はオーストリアの画家の作品の入る美術館になっていて、こちらも見学しました。グスタフ・クリムトの「接吻」があることで有名ですが、他にもクリムトの初期の作品や有名な「ユディト」(今年日本での特別展に出る予定)、彼に影響を受けたエゴン・シーレの作品や諸外国の画家(ゴッホほか)の作品も展示されています。クリムトの作風の変遷や、日本画の影響については特に詳しく話をしていただき、絵画にそれほど詳しくないであろう生徒も真剣に聞き入っていました。絵画展示室をつなぐ中央の大きな広間には人間の眼の錯覚を利用したバロックの天井画があり、このだまし絵で天井がより高く見えるのですが、こちらも生徒は興味深そうに見学していました。

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ベルヴェデーレ宮殿を出ると外は暗くなりはじめていて、それまで暖かった空気も冷えて風も吹いていました。こうなると、冬に逆戻りです。寒さを感じる中で、最後は夕食をとりにヴィーンをとりまく丘の中腹あたりにあるグリンツィングと呼ばれる地域のレストランに向かいました。このあたりにはブドウ畑が広がりますが、かつてベートーヴェンも住んでいたことがあります。レストランに入ってみるとアコーディオンとヴァイオリンを演奏して楽しませてくれるバンドがいて、ヴィーンのワルツや時折日本の曲を演奏してました。メニューはソーセージ、燻製されたポークのグリにザワークラウトルといった少々ごついオーストリアやドイツの典型的な料理の後、ヴィーンを代表するケーキであるザッハトルテが出て、この町ならではの料理を堪能しました。食べ終わったあとは、つい先日も卒業式で歌った「蛍の光」に見送られながら、一路ホテルへと向かいました。ホテル到着は20:20.明朝は移動もなく、今場はゆっくり休めるはずです。

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