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学校行事

国外修学旅行  2日目 ブラウンシュヴァイク→ポツダム→ベルリン

2019/03/04

3月3日(日) 

2日目の朝の生徒たちは元気そうでした。朝食では本場のソーセージやヨーグルト、チーズなど、30年前の生徒であれば毛嫌いしたようなものを美味しそうに食べる姿が見られ、今時の生徒の食生活の変貌ぶりを見ることができます。

朝食後は、姉妹校マルティノ・カタリネウム校(MK校)にバスで移動し、ドイツの生徒と先生方と合流。まずはMK校の前で全員で記念撮影。ドイツ人生徒の中には2年前の訪日プログラムに参加し駿台学園に来校した生徒もいて、日本側とドイツ側互いに旧知の生徒を発見して、再会を喜んでいました。

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2日目の天候は曇天、午後からは雨の予報ですが、気温は13~14℃と寒くはありません。合流後最初の目的地はポツダムです。伝統的なドイツの雰囲気を匂わせるブラウンシュヴァイクの市役所やギルドハウスを車窓から眺めながら出発。この日はカーニヴァル関連のイヴェントが予定されているそうで、朝からそこそこの人出です。ポツダムまでのバス車内では、事前に準備してきた簡単なレクリエーションとして、オリジナルビンゴゲームを実施、短時間に日独の生徒がとけ合い始めました。

約2時間30分かけてポツダムに到着し、日本に留学経験もあるドイツ人ガイドのハイケさんと合流。この日はハイケさんによる日独英3カ国語の案内となりました。最初の入場見学場所は、1945年7~8月に連合国によるポツダム会談が開かれたことで有名なツェツィーリエンホーフ宮殿です。ツィツィリエンホーフは、第一次世界大戦中に造られたプロイセン皇帝一族であるホーエンツォレルン家の宮殿です。クルーズを好んだ皇帝家の宮殿らしく、周囲を湖など水に囲まれ、中には船室に擬された部屋もあります。全体としては、英国式カントリーハウス調の様式です(皇帝ヴィルヘルム2世の母方祖母はヴィクトリア女王)。

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ポツダム宣言の受諾は、日本の近代における一つの大きな選択であり転機でもありました。トルーマン、チャーチル、スターリンなど教科書にも出てくる当時の各国首脳の写真や当時の様子を説明するパネル、そして会議の行われた部屋を見ながら、終戦・東西の分裂・冷戦へと至る戦後の歴史の過程を振り返りました。どれも今の生徒たちにとっては教科書の中の出来事で実感が湧きにくいでしょうが、現地を訪れてその一つ一つの重みは生徒にも伝わったようです。

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この宮殿の見学の後は、ポツダム中央駅のショッピングモールで簡単な自由行動時間をとり、めいめいが好きな昼食をすませました。ドイツ人生徒とアイルクリームを購入した女子たちは、「日本のものより濃厚で美味」と言っていました。

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昼食後は、サン・スーシ宮殿に向かいました。フランス語で「憂いなし」を意味するサン・スーシと名付けられたこの宮殿は、18世紀にロイセンを強大にしたフリードリヒ2世(フリードリヒ大王)が自ら設計に携わって建築した宮殿です。ユネスコ世界遺産で、日本の世界史の教科書にも登場します。フリードリヒ・ロココ様式で豪華に彩られた宮殿の中は、部屋の一つ一つがそれぞれ違った雰囲気を醸し出しつつも、全体としては質実を好んだホーエンツォレルン家らしい堅実な雰囲気も持っていました。細かいことを知らなくても、生徒たちはそのハイセンスな装飾に圧倒され、目を奪われていたようです。ガイドの言葉に熱心に耳を傾けながら、指をさしてお互いのコメントを述べあっていました。

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その後はバスでベルリンに移動します。このあたりから、あいにくと小雨がぱらつき始めました。かつて分断されていた東西のベルリンをつなぎ、スパイ交換の場でもあったグリーニッケ橋(2016年のスピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』のロケ場所だそうです)を渡り、ベルリン市内に入りました。

ベルリンでの目的地はブランデンブルグ門でしたが、さすがはドイツの首都の中心部、ドイツ歴史博物館、勝利の塔、ホロコースト記念碑、森鷗外の「舞姫」にも登場したマリエン教会、ウンターデンリンデンなど次々と名所が目に飛び込んできます。

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ブランデンブルグ門で集合写真を撮ったあとは、ベルリンの壁を見に行きました。イーストサイドギャラリーの南側から河川沿いに移動し、北側にまわって、ソヴィエトのプレジネフと東ドイツのホーネッカーが抱擁しあう有名な絵で有名な部分の壁まで歩きました。

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最後はバスでホテルまで向かい、ドイツ生徒とはここでお別れです。何人かの生徒はかなり親密になれたようで、別れを惜しんでハグをしている姿を見かけました。ドイツ側も、卒業したらまた日本に行きたいと言っている生徒がいましたし、今年10月にできれば生徒と訪日したいと、先生方も言っていました。姉妹校提携34年、今後も交流を続けていきたいものです。生徒にとってはドイツ人との交流をもて、歴史を身近に感じることが出来たよい機会になったようです。

夕食は18:30にホテルで。ヴァイキング形式で、特に男子生徒がよく食べていました。

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