2018/08/03
林間学校最終日、一心荘を後にして向かったのは、バスで5分程度のところの石田観光農園です。ここで生徒たちは野菜の収穫体験をしました。
試食で採れたてのトウモロコシをいただいたのですが、生でもたべられ、その甘さに驚かされました。昼と朝の温度差がこの甘さを生むのだそうです。この農園でとれるトウモロコシは、収穫して翌日までは生でも食べられるそうです。他にもとれたてのトマトもいただきました。
そのほかにも、ジャガイモ、ナス、ピーマン、ニンジン、キュウリの収穫体験ができ、家庭へのよいお土産になったと思います。中学1年生はちょうど理科で「ジャガイモは根か茎か?」といった学習をしたばかりですが、自分で収穫することでそういった学習に資する体験にもなりました。農家の方に聞くと、やはり猛暑の被害は北軽井沢にも出ているそうで、ブルーベリーが実を大きくする前に落ちてしまったり、花豆が花粉を飛ばさず実をつけなかったりといった現象がでているそうです。
最後の見学地は浅間山の麓にひろがる鬼押出し園。一帯は天明3年の浅間山の大噴火で流れ出た溶岩が風化した奇勝を見ることができます。浅間山の雄大な風景を後に、一路バスは東京へ。1年生になり、初めて3泊4日という長い間を終え、学級の枠をこえて生徒同士が仲良くなる非常によい機会になりました。再び全員が顔を合わせるのは2学期となります。2学期には文化祭や英語フェスティヴァルなど、学年の行事が多いので、今回の旅をきっかけに、良いものを作っていってくれればと思います。