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学校行事

中学2年生秋季校外学習リポート 2日目 松江→出雲→広島

2019/11/28

11月27日(水)、秋季校外学習2日目の最初の見学地は松江城です。今朝は天気が非常によく、青空を背景に朝日に照らされた松江城がそびえています。毎年この時期に行われる秋季校外学習の島根県においては、めずらしい好天に恵まれました。

松江城は江戸時代の天守閣が残るいわゆる「現存12天守」の一つで、その中でも国宝に指定されている5城のうちの一つになります。松江城が国宝に指定されたのは、実は意外と最近で、2015年(平成27年)のことです。駿台学園は国宝に指定される前から松江城を訪れており、数年前に比べると、天守内の展示が少なくなっていることに気づきます。国宝に指定されたことと関係があるのかもしれませんが、展示が少ない分、柱の構造などははっきりと観察でき、天守閣の建築様式の特徴は以前よりもわかりやすくなったようにも思います。天守からは松江の風景が一望でき、朝日に輝く宍道湖がとても美しく見渡せました。

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その後、徒歩で松江城近くの小泉八雲記念館と八雲旧居に移動しました。昨日の夜、ホテルで記念館の館長にして小泉八雲の曽孫にあたる小泉凡先生から聞いた話はかなり生徒の心にのこっていたらしく、小泉八雲に関連した展示や、小泉八雲が松江で生活した旧居を興味深く見学していました。記念館では「ハーンを慕った二人のアメリカ人」として、ボナー・フェラーズとエリザベス・ビスランドに関連した企画展も開催されていました。二人はいずれもラフカディオ・ハーンから深い影響を受けたアメリカ人です。エリザベス・ビスランドはハーンの生涯の友人で、ハーン文学の最大の理解者であったといえます。ボナー・フェラーズもハーンの愛読者で、彼の日本理解は戦後日本の象徴天皇制の誕生と大きな関わりがあります。ハーンが日米相互の理解に影響を及ぼしていたことがよくわかる展示となっていました。ちなみに、小泉凡先生の「凡」という名前は、このボナー・フェラーズの「ボナー」から取られているという話も、生徒達は昨日の講話で凡先生から直接伺っていました。

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その後は、松江藩主の松平家と縁の深い月照寺を訪れました。松江城は当初堀尾氏によって建てられましが、その後短期間京極氏が拝領し、松平氏が後を継ぐと、10代の長きにわたって統治が続きました。特に7代目の藩主、治郷は藩政改革や茶人としての功績が有名で、不昧の号でよく知られています。松江というと茶道の文化が根付いた土地ですが、その基礎を築いた人物ともいえます。月照寺はその松平氏の菩提寺にあたります。ハーンが著作の中でも触れている大亀の石像や、松平氏の墓碑、本殿の紅葉が美しい庭を見学しました。うららかともいえる日差しの中、晩秋の境内はとても静かな雰囲気で、生徒達も落ち着いて境内を散策していました。

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松江で昼食をとり、バスで出雲に移動、午後は出雲大社の見学です。出雲大社は例年、権宮司の千家先生の計らいで、通常入ることができない本殿前に入れていただいています。今年もまずはそこから本殿を参拝したあと、社務所の方から丁寧な説明を聴きつつ境内を巡りました。出雲大社というと、近年発見された巨大な宇豆柱から、長らくありえないとされた 古代~中世お48メートルの本殿(現在は 24メートル)が本当に存在したことの信憑性が急速に増したことが知られます。出雲大社の宝物館にある宇豆柱を間近に見学しつつ、千家先生と社務所の方から細かく説明していただけたこともあって、かつての巨大神殿について生徒は十分に学習ができたと思います。

なお、例年出雲大社の見学後に古代出雲歴史博物館で古代の出雲について幅広く学ぶのですが、残念ながらこの博物館は改装のため今年は休館中でした。ただし、来年1月15日から東京国立博物館で<日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」>が開催され、出宇豆柱を含む出雲大社の宝物や歴史博物館の収蔵品が多数展示される予定とのこと。この特別展に生徒を連れて行きたいところです。

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午後に入り雲がひろがり、小雨がぱらつく中での出雲大社の見学となりましたが、広島に向かう道中では本降りになってきました。しかし、広島に着く頃にはふたたび雨はほぼあがり、生徒達はホテルから班ごとに広島名物のお好み焼きを食べに行きました。本場の広島風お好み焼きがよほどおいしかったのか、2枚注文している生徒もいました。お好み焼きの後は、比較的暖かい空気の中、この時期毎年行われている平和大通りのイルミネーションの幻想的な雰囲気を楽しんでいました。

明日は平和記念公園と厳島神社の見学になります。再び好天になることを願いたいと思います。

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