お知らせ一覧

HOME | お知らせ一覧 | 学校行事 | 中学2・3年生が第4回校外学習で〈出雲と大和〉展、〈ミイラ〉展を見学

学校行事

中学2・3年生が第4回校外学習で〈出雲と大和〉展、〈ミイラ〉展を見学

2020/02/13

2月13日(木)、中学校2、3年生が第4回校外学習として、〈日本書紀成立1300年 特別展 出雲と大和〉および、〈特別展 ミイラ〉の見学に行きました。

 

上野の東京国立博物館で開催されている〈出雲と大和〉展は、副題にあるとおり、『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年を記念した展覧会です。『日本書紀』には、出雲大社に祀られるオオクニヌシと大和の神々との間に起こった国譲り神話が収められていますが、大和王権の大王が地方支配を進める上で、列島各地の豪族との間でどのようなやりとりがあったのかを考える手がかりとなります。もちろん実態は謎に包まれた部分も多いのですが、今回の展覧会は、主として考古学的な発見から得られた知見をもとに出雲と大和の実像に迫っており、非常に意欲的な試みです。

 

駿台学園では中学2年次の秋季校外学習の中で、例年出雲大社と島根県立古代出雲歴史博物館を見学していますが、実は昨秋は博物館は閉館中でした。今回、閉館中の博物館から多数の出品があったわけですが、出雲と大和との関係を学ぶことで、生徒は日本の古代の姿をより立体的に理解できたのではないかと思います。この日は朝から小雨が降り館内は比較的空いており、生徒たちはワークシートを解きながら、集中して見学ができていたようです。

 

今回見学したもう一つの展覧会、〈ミイラ展〉は、同じく上野の国立科学博物館で開催されており、会期終了が間近とあって、混雑の中での見学になりました。ミイラというと、エジプトのツタンカーメン王が有名で、その伝説的「呪い」をはじめとしてセンセーショナルな印象を持ちがちですが、今回の展覧会は、CT撮影、放射性炭素年代測定法、DNA分析などの技術の発達により科学的に解明されてきたミイラの真の姿が紹介されています。また、科学的な説明のみならず、エジプトや南米を含む世界中の43体のミイラが集められ、それぞれの国や地域ごとの死生観の違いといった文化的な面も紹介されていました。

 

ミイラということで、生徒には一種の怖いもの見たさもあった様子でしたが、こちらの展覧会も生徒は興味深そうに見学していました。「死」と向き合う「ミイラ」という存在を通してかえって得られる「生」の意味など、いろいろと考えさせられる展覧会になったのではないかと思います。

toTop