2022/02/09
2月19日(土)15:00から小・中学生を対象とした<駿台ジュニア天文教室>をオンラインと対面形式で開催します。今月のテーマは「天の川のはなし」で、講師は中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)です。
まず恒例の「今月の星空」では、先月の「冬至」に続いて、「大寒」、「立春」、「啓蟄」などの季節に関連したお話をします。今年は2月3日が豆まきの「節分」で翌日が「立春」、その15日後の2月19日は「雨水(うすい)」です。「立春」は「この日から春になる」、「雨水」は「雪が雨に変わる」という意味だとされます。このような季節を表す言葉は夏や秋にもあり、全部で年間24個あって「二十四節気」と呼ばれます。実は、これらの日にちは、太陽と地球の位置関係等の天文学的な観測に基づき決めてられています。
後半のおはなしの主役は「天の川」です。都会ではなかなか見られませんが、山の中など空の暗い所へ行くと、夜空を大きく横切る「天の川」が見えます。夏の夜空の天の川では、北西側におりひめ星、南東側にひこ星があり、また川の中央にはくちょう座のデネブがあって、「夏の大三角形」を作っています。この「天の川」とは一体何なのでしょうか?
望遠鏡で天の川を見るとすぐわかりますが、天の川は無数の小さな星の集まりです。小さいと言っても、それぞれの星はみな太陽と同じく自ら輝く星で、本当は大きさも様ざまですが、何千光年という遠くにあるので砂粒のように小さく見えています。天の川は、今月のシニア講座のテーマである銀河と深い関係があります。天の川を天文学でどのように調べるのか、そして何がわかっているのかを、今月の教室でお話しします。今回も、ふるってご参加ください。
なお、今後の新型コロナウィルスの感染状況によっては、対面での講演を取りやめオンラインのみでの開講となることがありますので、あらかじめご了承ください。
◎<第11回駿台ジュニア天文教室> オンラインと対面のハイブリッド形式で開催 ●日 時:2022年2月19日(土)15:00~16:00 ●講 師:中嶋 浩一 先生(一橋大学名誉教授) ●題 目:「天の川のはなし」
【講演のお申込み方法】 ◆型 式:オンライン(使用アプリ:Zoom)または対面(駿台学園視聴覚室にて実施) ◆定 員:20 名 + 対面10名程度(受付順、定員になり次第、申し込みを締め切ります) ◆締 切:2月16日(水) ◆ 申し込み方法:下記のURL上のフォームに必要事項ご記入の上送信し、お申し込みください。 https://forms.gle/9sfdirytwZiZzAqx6
【お問い合わせ】 ◎オンライン講演、その他のお問い合わせは、メール・電話で担当までお願いします。 03-3913-5735 担当 布施・吉田(篠原) |