第12回＜駿台ジュニア天文教室＞および第56期ジュニア天文教室閉講式「オンライン＋対面」形式で開催のお知らせ

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その他

2022/03/07

3月19日（土）15:00から小・中学生を対象とした＜駿台ジュニア天文教室＞と第56期ジュニア天文教室閉講式をオンラインと対面形式で開催します。今月のテーマは「宮沢賢治と銀河鉄道」で、中嶋浩一先生（一橋大学名誉教授）がお話しします。

まず恒例の「今月の星空」では、「春の星座」の特徴とその見かたについて説明します。3月になって、オリオン座などの冬の星座から、うしかい座やおとめ座など春の星座に主役が交代しています。この時期の夜空について説明します。

後半は、大人の天文講座と同様、宮沢賢治についてのお話です。皆さんもよくご存じの宮沢賢治という人は、約100年前に岩手県で活躍した詩人であり童話作家です。おそらく最も有名な童話の一つが、『銀河鉄道の夜』で、少年ジョバンニとその友人カムパネルラの銀河鉄道による旅の物語です。「銀河鉄道」は、夜空に見える銀河（すなわち天の川）にそって走る空想の鉄道であり、その鉄道の駅として、天の川に沿って存在する「はくちょう座」や「アルビレオ」、「南十字」、などの星座や星の名前が出てきます。農学を学び農学校の教員でもあった宮沢賢治は自然科学（つまり理科）に詳しく、彼の童話には理科の知識がいろいろと登場します。

　『銀河鉄道の夜』には、空想的なできごとや詩的な会話が多く出てきて、それらをどのように理解すれば良いのか、なかなか難しく、そして同時にそこが彼の作品を読む楽しみになっています。今月の教室では、もちろん「天文教室」ですので、文学というよりは、作品に登場するいくつかの天体について、天文学的な説明をする予定です。今回も、ふるってご参加ください。

なお、今後の新型コロナウィルスの感染状況によっては、対面での講演を取りやめオンラインのみでの開講となることがありますので、あらかじめご了承ください。

◎＜第12回駿台ジュニア天文教室＞　オンラインと対面のハイブリッド形式で開催

●日　　　時：2022年3月19日（土）15：00～16：00

●講　　　師：中嶋　浩一　先生（一橋大学名誉教授）

●題　　　目：「宮沢賢治と銀河鉄道」

【講演のお申込み方法】

◆型　式：オンライン（使用アプリ：Zoom）または対面（駿台学園視聴覚室にて実施）

◆定　　員：20 名＋対面10名程度（受付順、定員になり次第、申し込みを締め切ります）

◆締　　切：3月16日（水）

◆ 申し込み方法：下記のＵＲＬ上のフォームに必要事項ご記入の上送信し、お申し込みください。

https://forms.gle/9sfdirytwZiZzAqx6

※ Zoomのアプリは、無償でダウンロードが可能です。利用法は、至って簡単です。