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第53回<七夕星を語る会>のお知らせ

2018/06/26

7月6日(金)に第53回<七夕星を語る会>を開催します。本年度の講師は、高橋典嗣先生(前日本スペースガード協会理事長・武蔵野大学特任教授)で、「小惑星探査とスペースガード」についてお話し頂きます。本学園の生徒を対象とした講演会ですが、一般の方がたの聴講も大歓迎です。

七夕の日が近づくと、夜空に輝く織り姫と彦星を眺めながら、天の川を探してみたくなります。私たちの地球を取り巻く身近な太陽系惑星空間、特に地球軌道付近に存在するのが地球接近小惑星です。

間もなく地球に大接近する火星と木星の軌道の間に小惑星帯があります。小惑星が、最初に発見されたのは1801年1月1日のことでした。直径が、約950kmあり、約4.6年で太陽のまわりを公転するこの小惑星はケレスと命名され、以後同じような軌道を持つ小惑星が次々に発見され、現在では100万個弱もの小惑星が見つかっています。

小惑星帯から弾き飛ばされたいくつかの小惑星は、地球軌道を横切る地球接近小惑星があります。この夏、小惑星探査機「はやぶさ2」が探査を開始した小惑星「りゅうぐう 」も地球接近小惑星の一つです。はやぶさ2の目的は、太陽系の起源とその進化、微小天体内部の構造と形成過程、始原天体中の有機物の検出、太陽系生命誕生の謎等々を解き明かすことにありますが、いずれも大変興味深く、太陽系科学にとってその意義は極めて重要です。さらに、探査により地球にサンプルを持ち帰り、小惑星を構成する岩石や鉱物の情報を得ることは、地球を天体衝突から守るスペースガードにもつながります。

2013年2月15日、直径20m程の地球接近小惑星が大気圏に突入し、上空28kmで爆発してロシアのチェバルクリ湖に落下しました。爆発地点から50km北に位置するチェリャビンスク市では、爆発による閃光から約2分後に到達した衝撃波によって大惨事が引き起こされました。粉砕された窓ガラスや瓦礫により、約3000人もの人々が怪我をするという、天体衝突による自然災害が起きたのです。

地球接近小惑星を監視する観測は1990年頃から国際的に進められ、日本でも2000年に開始されました。こうした観測により地球接近小惑星を衝突前に検出することは、衝突回避の方法を検討する上でも重要となります。落下を回避できない場合には、落下位置はもちろんのこと、被害予測に基づいたハザードマップを作成して被害を最小限に止めるためにも、小惑星探査によって様々なタイプの小惑星の種姓を解明しておく必要があるのです。

すでにニュース等で取り上げられている「りゅうぐう」の探査や地球に接近する小惑星など地球を取り巻く天文学の話題などにもふれて頂く予定です。

 

 

  ●七夕星を語る会(一般の方の聴講も大歓迎です!!)

  日 時:平成30年7月6日(金)11:00~12:00

  場 所:駿台学園小ホール

  講 師:高橋 典嗣先生

(前日本スペースガード協会理事長・武蔵野大学特任教授)

題 目:「小惑星探査とスペースガード」

 

 ●入場料:無 料

  所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

  最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

 

  ※前もっての予約は、必要ありません。また、自動車のご来校は、ご遠慮ください。

 

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