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第614回<駿台天文講座>および<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2017/05/16

●第614回<駿台天文講座>のお知らせ

5月20日(土)17:00から、第614回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は、平林 久先生(JAXA宇宙科学研究所名誉教授)で、テーマは「ブラックホール観測の展開 -ホシはクロか?-」です。

いろいろな現象の観測を通じて、ブラックホールが徐々にその姿を現してきました。ものが十分狭いところに押し込められて、光でも出てこられない天体というナイーブな考えは19世紀に芽生え、アインシュタインの一般相対性理論以降、ブラックホールの存在の可能性を初めに導いたのはシュバルツシルドでした。その後、チャンドラセカール、エディントン、ランダウ、オッペンハイマーといった理論家が、白色矮星、中性子星などのコンパクトな星の段階を経てブラックホールができるという可能性を追求していきました。

これまでブラックホールは、電波、クェーサー、X線、ガンマー線で捉えられるようになり、とうとう重力波でも見ることができるようになってきました。将来は、ブラックホールを生み出すニュートリノを使って捉えることも可能になるかもしれません。様ざまな観測分野別で、いろいろなブラックホールが捉えられることで、今後大きな成果が生まれることが期待されます。

ブラックホールには大きな謎があります。例えば、①銀河中心の超巨大ブラックホールはどうやってできたのだろうか? ②宇宙年齢10億年弱の時点で超巨大ブラックホールができたのだろうか? ③超巨大ブラックホールの質量はなぜ銀河のバルジの質量の1000分の1なのだろうか? ④宇宙にはクェーサーが輝く過去があったのはなぜだろうか、ダークマターの関与はあるのだろうか? 等々ですが、このようにブラックホールについてはいろいろな疑問が深まってきました。

昨今注目の集まるブラックホールの最新研究についてのたいへん興味のある講演ですので、お誘い合わせの上ご来校ください。

講演終了後、晴天の場合は、屋上にある口径20㎝屈折望遠鏡(ニコン製)で天体観望会を開催します。

 

●<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

<駿台天文講座>に先立ち、5月20日(土)15:30分から小・中学生(保護者の参加も可能)を対象とした<駿台ジュニア天文教室を開催>します

<駿台ジュニア天文教室>は、天文や宇宙を中心に、その他幅広くも身近な科学についての話題をとりあげ、時に実験もまじえて楽しみながら理解してもらうことを目指しています。お誘いあわせの上ふるってご参加ください(小学生は保護者同伴でお願いします)。今月のテーマは「ブラックホールはどこにある?」で、講師は中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)です

 

 ●<第614回駿台天文講座>

  日 時:平成29年5月20日(土)17:00~18:00

  場 所:駿台学園視聴覚教室

  講 師:平林 久先生(JAXA宇宙科学研究所名誉教授)

  題 目:「ブラックホール観測の展開 -ホシはクロか?-」

 

 ●駿台ジュニア天文教室

  日 時:平成29年5月20日(土)15:30~16:30

  場 所:駿台学園地学室

  講 師:中嶋 浩一先生(一橋大学名誉教授)

  題 目:「ブラックホールはどこにある?」

 

 ●入場料:無 料

(予約は必要ありません。直接駿台学園へお越しください。また、自動車のご来校はご遠慮ください。)

  所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

  最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分 

 

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