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第615回<駿台天文講座>および<駿台ジュニア天文講座>開催のお知らせ

2017/06/15

●第615回<駿台天文講座>のお知らせ

6月20日(土)17時から、第615回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は、柳沢正久生(電気通信大学教授)で、テーマについては当初「チェリャビンスク大火球からの熱線」を予定していましたが、講師の希望で「月面衝突閃光」に変更となりました。予めご了承ください。

太陽系内には、無数の流星物質(メテオロイド)が飛び回っています。大きさは、1mm以下から1m程度のものです。これは、小惑星の破片や彗星がまき散らした塵で、地球大気に突入すると流れ星となって見えます。一方、大気のない月に直接衝突すると明るく光り、月面衝突閃光として発光します。

では、なぜ光るのでしょうか? メテオロイドの速度は音速の100倍ほどありますが、発光メカニズムはよくわかっていません。一方、月面衝突閃光は、月面上での活動の安全性を調べる目的でも研究されています。メテオロイドの衝突エネルギーが大きければ大きいほど危険であり、どのくらいの衝突エネルギーをもったメテオロイドがどのくらいの頻度で衝突するのかを知ることが大切です。月全体では、1キログラムの爆薬がもつのと同じエネルギーの衝突が1日に100回ほど起きているようです。

メテオロイドの衝突時に閃光と同時に発生する地震波を、月面に設置した地震計で測定し、月の内部を調べようという計画も進んでいます。月がどのように誕生したかはまだよく分かっておらず、そのためにも月の内部構造をよりよく知ることが大切です。2019年には、月面衝突閃光を宇宙から観測する小型探査機も打ち上げて、今後10年くらいの間に閃光そのものの研究や、これに派生した研究が大きく進展すると思われます。たいへん興味深い講演ですので、ご来校ください。

講演終了後、晴天の場合は、屋上にある口径20㎝屈折望遠鏡(ニコン製)で天体観望会を開催します。

 

●<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

<駿台天文講座>に先立ち、6月17日(土)15:30分から小・中学生(保護者の参加も可能)を対象とした<駿台ジュニア天文教室を開催>します

<駿台ジュニア天文教室>は、天文や宇宙を中心に、その他幅広くも身近な科学についての話題をとりあげ、時に実験もまじえて楽しみながら理解してもらうことを目指しています。お誘いあわせの上ふるってご参加ください(小学生は保護者同伴でお願いします)。今月のテーマは「宇宙からの大隕石の突入」で、お話は:中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)です。

 

 ●<第615回駿台天文講座>

  日 時:平成29年6月17日(土)17:00~18:00

  場 所:駿台学園視聴覚教室

  講 師:柳沢正久先生(電気通信大学教授)

  題 目:「月面衝突閃光」

 

 ●駿台ジュニア天文教室

  日 時:平成29年6月17日(土)15:30~16:30

  場 所:駿台学園地学室

  講 師:中嶋 浩一先生(一橋大学名誉教授)

  題 目:「宇宙からの大隕石の突入」

 

 ●入場料:無 料

(予約は必要ありません。直接駿台学園へお越しください。また、自動車のご来校はご遠慮ください。)

  所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

  最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

 

 

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