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第616回<駿台天文講座>および<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2017/07/15

●第616回<駿台天文講座>のお知らせ

7月15日(土)17時から、第616回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は、平松正顕先生(国立天文台チリ観測所助教)で、「アルマ望遠鏡で探る星々のルーツ」について講演いただきます。

世界に数ある電波望遠鏡の中でも、2011年に観測を開始したアルマ望遠鏡の活躍は目覚ましいものがあります。日本を含む22の国と地域が共同でチリに開設したアルマ望遠鏡は、パラボラアンテナ66台を直径16kmの範囲に展開しそのデータを合成することで、山手線の内周の大きさに匹敵する巨大電波望遠鏡として機能しています。アルマ望遠鏡の解像度は、人間の視力に例えると「視力6000」に相当し、大阪に落ちている1円玉の大きさを東京から見分けられるほどの能力を持っています。

アルマ望遠鏡は、高い解像度と感度で、数々の原始星や原始惑星系円盤の詳細な姿を描き出しています。100万年前に生まれたと考えられるおうし座HL星には、幾重にも隙間が刻まれて、惑星が形成されつつある可能性が指摘されています。また、うみへび座TW星のまわりの塵の円盤には、地球の公転軌道と同じ半径の位置に隙間が見つかり、地球に似た惑星ができている可能性もあるようです。多様な太陽系外惑星の元となる、多様な原始惑星系円盤の姿も明らかになってきました。

複雑な有機分子をもとに生命が誕生するまでの道筋は未解明ですが、少なくとも生命の材料は普遍的に存在するということを、アルマ望遠鏡の観測は示しています。今回は、目覚ましい成果をだしつつあるアルマ望遠鏡についての講演となりますので、お誘い合わせの上ご来校ください。

講演終了後、晴天の場合は、屋上にある口径20㎝屈折望遠鏡(ニコン製)で天体観望会を開催します。なお、夏季時期ですので、空が暗くなるまでお待ちいただくことをご了承ください。

 

●<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

<駿台天文講座>に先立ち、7月15日(土)15:30分から小・中学生(保護者の参加も可能)を対象とした<駿台ジュニア天文教室を開催>します

<駿台ジュニア天文教室>は、天文や宇宙を中心に、その他幅広くも身近な科学についての話題をとりあげ、時に実験もまじえて楽しみながら理解してもらうことを目指しています。お誘いあわせの上ふるってご参加ください(小学生は保護者同伴でお願いします)。今月のテーマは「光で見る宇宙、電波で見る宇宙」で、お話は:中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)です。

 

 

●<第616回駿台天文講座>

 日 時:平成29年7月15日(土)17:00~18:00

 場 所:駿台学園視聴覚教室

 講 師:柳沢正顕先生(国立天文台チリ観測所助教)

 題 目:「アルマ望遠鏡で探る星々のルーツ」

 

●駿台ジュニア天文教室

 日 時:平成29年7月15日(土)15:30~16:30

 場 所:駿台学園視聴覚室

 講 師:中嶋 浩一先生(一橋大学名誉教授)

 題 目:「光で見る宇宙、電波で見る宇宙」

 

●入場料:無 料

(予約は必要ありません。直接駿台学園へお越しください。また、自動車のご来校はご遠慮ください。)

 所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

 最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

 

 

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