お知らせ一覧

HOME | お知らせ一覧 | その他 | 第635回<駿台天文講座>および11回<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

その他

第635回<駿台天文講座>および11回<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2019/02/13

●第11回<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2月16日(土)15:30から、小・中学生を対象とした「駿台ジュニア天文教室」を開催します(保護者方の参加も可能です)。この天文教室は天文や宇宙を中心とした幅広いお話しと実験で、小中学生に楽しみながら科学に興味を持ってもらうことを目指しています。

今月のテーマは「歴史から調べる太陽」で、お話は中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)です。お友達同士お誘いあわせのうえ、多数の方にご参加頂ければと思います(予約等は不要です)。

また、同日17:00から第635回<駿台天文講座>も開催します。こちらの講師は、磯部洋明先生(京都市立芸術大学准教授)で、テーマは「歴史書から探る太陽活動」です。

 

●第635回<駿台天文講座>のお知らせ

2月16日(土)17:00から、第635回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は磯部洋明先生(京都市立芸術大学准教授)で、テーマは「歴史書から探る太陽活動」です。

空を見上げ、身の回りの自然を観察しそれらを記録に残してきたのは、科学者だけではありません。歴史家を含め古代から様ざまな人びとが残してきた自然現象の記録は、現代の自然科学にとっても大変有用です。これらの記録は、他の手段では得られない情報も含まれますし、人間の自然認識や科学的思考がどのように変化してきたかを知ることもできます。

観測史上最大の太陽フレアとそれにともなう地磁気嵐は、1859年に起きたイベントです。観測したイギリスの天文学者の名前にちなんで「キャリントンイベント」と呼ばれていますが、その他にも多くの人がこの現象についての記録を残しています。

人工衛星等の宇宙インフラが発達した現代において仮にこのキャリントンイベントと同規模の現象がおきると、その経済的損失は2兆ドルにのぼるという米国の試算があります。しかも、2012年に京都大学のグループが、キャリントンフレアの100倍から1000倍にもなるいわゆるスーパーフレアが、太陽型の恒星で普遍的に起きていることを発見しています。この結果は、太陽でも数千年に1回程度の頻度で同規模の現象が起きる可能性を示唆しています。

歴史書の記録を科学的データとして利用するには、単に過去の文献が読めるだけではなく、その文献の信頼性や書かれた文脈などを読み解くことができる歴史学者の参画が欠かせません。今回の講座では、自然科学者と歴史学者が共同で研究することの苦労や面白さの紹介が一つのポイントとなります。異色の、しかし非常に興味深い講座となりますので、お誘いあわせの上お越しください。

なお、晴天の場合は、屋上の口径20㎝屈折望遠鏡で天体観望します。

 

 ●<第11回駿台ジュニア天文教室>

  日 時:平成31年2月16日(土)15:30~16:30

  場 所:駿台学園視聴覚室等

  講 師:中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)

  題 目:「歴史から調べる太陽」

 

 ●<第635回駿台天文講座>

  日 時:平成31年2月16日(土)17:00~18:00

  場 所:駿台学園視聴覚室

  講 師:磯部洋明先生(京都市立芸術大学准教授)

  題 目:「歴史から調べる太陽」

 

 ●入場料:無 料

 (予約は必要ありませんので、直接駿台学園へお越しください。なお、自動車でのご来校は、ご遠慮ください)

  所在地:東京都北区王子6-1-10(電話03-3913-5735)

  最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

 

 

toTop