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第645回<駿台天文講座>および第9回<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2019/12/17

●第9回<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

12月21日(土)15:30から、小・中学生を対象とした2019年度第9回<駿台ジュニア天文教室>を開催します(保護者方の参加も可能です)。この天文教室は天文や宇宙を中心とした幅広いお話しと実験で、小中学生に楽しみながら科学に興味を持ってもらうことを目指しています。

今月のテーマは、「ブラックホールをとらえた!」で、中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)にお話しいただきます。人類は、想像の世界であったブラックホールをとらえることに成功しました。ブラックホールとはどのようなものなのか、お話と実験でその謎に迫ります。お友達をお誘いの上ご参加ください。

 また、同日の17:00からは、第645回<駿台天文講座>も開催します。日本と欧米の諸国と共同でブラックホールの姿をとらえることに成功した研究グループの日本側の一人である秦和弘先生に、「人類が初めて捉えたブラックホールの姿」についてお話いただきます。最先端のブラックホール研究に関するお話になりますので、ジュニア天文教室の講演終了後、続けてのご参加を歓迎します。

 

 

●第645回<駿台天文講座>のお知らせ

12月21日(土)17:00から、第645回<駿台天文講座>を開催します。講師は秦和弘(国立天文台水沢VLBI観測所助教)で、テーマは「人類が初めて捉えたブラックホールの姿」です。

2019年4月、エベント・ホライズン・テレスコープ(Event Horizon Telescope; EHT)が史上初めてブラックホールシャドウの撮影に成功したというニュースが世界中を駆け抜けました。なんと、地球から5,500万光年の彼方にあるM87銀河の中心のブラックホールが捉えられました。

ブラックホールという言葉は、アインシュタインの一般相対性理論からその存在が予言されていましたが、光さえ脱出できないほど重力が極限的に強い天体のことです。現在では、全ての銀河の中心に巨大なブラックホールが存在すると考えられていますが、光さえ脱出できない暗黒の天体を、長年人類は画像として捉えることができずにいました。

2017年4月、おとめ座の方向にあるM87銀河の中心部で、美しくリング状に輝く構造が検出されました。ブラックホールシャドウが初めて捉えられた瞬間でした。この画像を詳しく分析したところ、M87ブラックホールの質量が太陽の65億倍であることも明らかになり、観測結果が理論的な予想とも矛盾しないことから、ブラックホールによって強く歪められた時空構造の視覚的証拠であることが確認されました。また当時に、いわゆる活動銀河核のエネルギー源が巨大ブラックホールであることも決定的となりました。

講演ではエベント・ホライズン・テレスコープによる巨大ブラックホールの観測結果についての解説とともに、今後のブラックホール研究の展望についてもご紹介いただきます。

 当日、晴天の場合は、口径20㎝屈折望遠鏡で天体観望会を行います。

 

 

 ●<第9回駿台ジュニア天文教室>

  日 時:2019年12月21日(土)15:30~16:30

  場 所:駿台学園視聴覚室

  講 師:中嶋 浩一先生(一橋大学名誉教授)

  題 目:「ブラックホールをとらえた!」

 

 ●<第645回駿台天文講座>

  日 時:2019年12月21日(土)17:00~18:00

  場 所:駿台学園視聴覚室

  講 師:秦 和弘先生(国立天文台水沢VLBI観測所 助教)

  題 目:「人類が初めて捉えたブラックホールの姿」

 

 ●入場料:無 料

(予約は必要ありませんので、直接駿台学園へお越しください。なお、自動車のご来校は、ご遠慮ください)

  所在地:東京都北区王子6-1-10 駿台学園(電話03-3913-5735)

  最寄駅:「JR・東京メトロ・都電」王子駅下車 徒歩10分

 

 

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