2021/05/07
5月15日(土)17:00から、第621回<駿台天文講座>を開催します。「緊急事態宣言」の延長を受け、コロナウィルス感染拡大防止のため、オンラインのみでの開講とします。ご理解のほど、お願いいたします。
今月のテーマは「太陽磁場の観測」です。講師の鹿野先生は、国立天文台でロケットによる太陽観測に携わって来られましたが、その成果の一端が、「太陽の磁場,高層に熱運搬」という見出しのもと、日本経済新聞上に掲載されました。太陽コロナは数百万度という高温のガス体ですが、6千度の太陽のエネルギーで何故ここまで加熱できるのか、ということが大きなナゾになってきました。解決のカギは「太陽磁場」にあり、と考えられています。太陽磁場を詳しく観測するには、どうしても紫外線など、地表からは観測できない光を使う必要がありますが、そのためには大気圏外に出るロケットや衛星が必要です。ロケット観測の分野では、日本を中心とする国際共同チームが「CLASP」と称する 観測装置を開発して太陽磁場の観測をおこない、大成功を収めてきました。鹿野先生には、コロナの高温のナゾと太陽磁場との関係、およびロケット観測の成果などをお話しいただく予定です。
今回は「オンライン」でのみ受講可能となりますが、ぜひご参加ください。
◎<第662回駿台天文講座>オンライン
●日 時:2021年5月15日(土)17:00~18:00
●講 師:鹿野 良平先生(国立天文台教授)
●題 目:「太陽磁場の観測」
【講演のお申込み方法】
◆型 式:オンライン(使用アプリ:Zoom)
◆定 員:50名程度(受付順、定員になり次第、申し込みを締め切ります)
◆締 切:5月12日(水)
◆申し込み方法:下記のURL上のフォームに必要事項ご記入の上送信し、お申し込みください。
https://forms.gle/VAKZBC57WYWhPcQ4A
※申し込みが完了した方には、5月14日(金)までに、ご登録いただいたメールアドレスにZoom参加用のID、パスワード等をお送りします。
※当日は、講義開始10分前までにZoomからミーティングにご参加ください。参加する際は、申し込み時と同じ名前をお使いください。
※Zoomのアプリは、無償でダウンロードが可能です。利用法は、至って簡単です。
【お問い合わせ先】
◎お問い合わせは、メール・電話で担当迄にお願いします。
03-3913-5735 担当 布施(篠原・吉田)