第3回＜駿台ジュニア天文教室＞「対面 ＋ オンライン」形式で開催のお知らせ

6月15日（土）15:00から小・中学生を対象とした＜駿台ジュニア天文教室＞をオンラインと対面形式で開催します。今月のテーマは「コペルニクスと地動説」で、講師は中嶋浩一先生（一橋大学名誉教授）です。

恒例の今月の星座のお話は、本来なら春の星座の一つとされている「かんむり座」を取り上げます。というのも、今年はかんむり座に新しい星が出現すると予測されているからです。「出現する」と言うのは、今までよく見えなかった暗い星が急に明るくなって目に見えるようになる、ということですが、これはたいへんめずらしい現象なので大きな注目を集めています。今回はまずこれについて少し詳しく説明します。

後半の今月のテーマは「コペルニクス」に関するお話です。コペルニクスは天文学史上「地動説」を発表した人として有名です。昨年は彼の生誕から550年に当たり、彼の生まれたポーランドでいろいろな記念行事が行われましたが、今日の5時からのシニアの天文講座でもコペルにスクを取り上げます。

「地動説」は「地球やいろいろな惑星は、太陽を中心に回転している」という考え方です。これに対して「太陽や他の惑星たちは、地球を中心として回転している」という考え方を「天動説」といいます。確かに、日常生活の実感では私たちが中止で止まっていて、太陽や星ぼしの方が地球の周囲を回っているように見えるですが、コペルニクスはそれは逆だと主調しました。当然、キリスト教会を初め各方面から反対の声もあがりました。

今回も楽しくお話と実験をしていきますので、ぜひ参加をお待ちしています。