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高校2年生 台湾修学旅行 リポート 5日目

忠烈祠→故宮博物院

 

 台湾修学旅行も気づけば最終日。6日目はまず、忠烈祠に向かいました。忠烈祠(國民革命忠烈祠)は、台北市に位置する慰霊施設であり、建国や革命、戦争において身を尽くした先人たちに敬意を払い、英霊として祀るため1969年に竣工しました。後ろに山を控え、基隆河に面する忠烈祠の中で、生徒たちは雄大で壮麗な雰囲気を肌身に感じていました。また、ここで衛兵交代式を鑑賞しました。衛兵交代式は、烈士の魂を守護する衛兵の交代の際に行われる軍の神聖な儀式です。生徒たちは真剣に任務にあたる彼らの精悍な姿に感動したのではないかと思います。

 忠烈祠を見学した後は、故宮博物院に向かいました。故宮博物院は、台湾最大の国立博物館であり、台北市政府文化局より、優れた歴史建築である文化資産に認定されている。院内には中華民国政府が台湾へと撤退する際に国立北平故宮博物院から精選して運び出された美術品や宝物が収蔵されており、生徒たちは絢爛豪華な美術品に魅了され、優雅で穏やかな時間を過ごすことができました。

 故宮博物院を後にし、打狗霸で火鍋に舌鼓を打った生徒たちは、飛行機に乗って帰国しました。この5日間、大きなトラブル等もなく無事に修学旅行の全行程を終了することができました。あっという間に過ぎ去った時間の中で、生徒たちの多くの笑顔を見ることができました。今後、修学旅行での学びを活かし、思い出を胸に学校生活を過ごしていって欲しいと思います。