創学の精神
創学の精神
「万木一心」 個性、実力、そして社会貢献
山やまを彩る木には様ざまな種類があり、まさに千差万別で個性的です。しかし、そのよろずの木は、それぞれ個性を持ちながら、共存共栄しています。そして、ある木から出る落ち葉が一冬越して土に還り周囲の木々の養分になるなど、仲間に大いに貢献しています。人間もかくありたいというのが、「万木一心」ということばに込められた願いです。個性を持ちながら協調性を持ち、周囲の役にたつ、そんな人材を育成したいというのが、駿台学園の願いです。
学父はまた、「置かれた場所の第一人者たれ」と教えます。人間には、好むと好まざるとにかかわらず、今置かれている場所があります。それは、自分が望んだ場所であるかもしれませんし、そうでないかもしれません。しかし、人は人との関わりの中で生かされているもの。今自分がいる場所も、その結果導かれたところです。そこで全力を傾けて仕事をすることは、他人をよりよく生かすことであり、それによって自分自身もよりよく生きることにつながるのです。その場所でかけがえのない人間になる。「置かれた場所の第一人者たれ」という言葉には、そういう願いが込められています。
駿台学園は、学父の創学のこころを根幹におき、豊かな人間性の涵養、個性を伸長する教育、そして、広い視野をもち、世界の人びととともに歩むことができる人間を育てる教育をおこなっています。
(写真は学父の瀬尾義秀先生)
沿革・歴史
1932年(昭和7年)建学の駿台学園これまでのあゆみ。
駿台学園の沿革
1932(昭和7)年 | 東京神田駿河台に「駿臺商業学校」として誕生 |
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1945(昭和20)年 | 戦災により校舎を失うも、校長宅を学舎として授業を継続 |
1946(昭和21)年 | 駿臺高等学校に校名を変更 |
1947(昭和22)年 | 学制改革により駿臺中学校を創立 高等学校は男女共学、全日制・定時制、普通科・商業科に変更 |
1954(昭和29)年 | 中学校を休校 |
1958(昭和33)年 | 駿台学園中学校・高等学校に校名変更 |
1963(昭和38)年 | 東京都北区王子の現在地に移転し、新校舎を建設 |
1965(昭和40)年 | 「駿台教養講座」開始 |
1966(昭和41)年 | 2号館屋上に天文台設置、「駿台天文講座」開始 |
1975(昭和50)年 | 第1回海外姉妹校サマースクール開始 |
1989(平成元)年 | 駿台アイルランド国際学校を開校 |
1990(平成2)年 | 日本アイルランド・ハーン交流協会創設 八雲文庫開設 ラフカディオ・ハーン・ライブラリー開館 |
1991(平成3)年 | 駿台学園中学校を再開 創立60周年記念祝賀会・芸術祭 |
1990(平成4)年 | 創立60周年記念式典(鳩山邦夫文相臨席) |
1993(平成5)年 | 中学校サマースクール開始 |
1998(平成10)年 | 商業科を廃止 普通科<進学コース><体育コース> の設置 |
2000(平成12)年 | ラフカディオ・ハーン生誕150年記念講演会、ハーン・文化切手発行 |
2001(平成13)年 | 創立70周年記念事業設定 |
2003(平成15)年 | 中学校の共学化、新制服の採用、校舎のリニューアル開始 |
2004(平成16)年 | ラフカディオ・ハーン彫像建立、アントン・チェーホフ彫像の受領(モスクワ市長より) |
2005(平成17)年 | 隣接地購入、校庭が拡大 |
2006(平成18)年 | 中学校<特選クラス>設置 |
2009(平成21)年 | 高等学校2コースを新設 <医療系・難関理工系特選コース><国公私立難関文系特選コース> |
2010(平成22)年 | 高等学校<スペシャリストコース>新設 |
2011(平成23)年 | 2号館校舎・体育館耐震工事完了 |
2012(平成24)年 | 1号館新校舎竣工、2号館教室リニューアル工事完了 |
2013(平成25)年 | 食堂リニューアル |
2014(平成26)年 | 図書館リニューアル |
駿台学園校歌
駿台学園校歌の歌詞と楽曲データのご紹介