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第9回<駿台ジュニア天文教室>「対面 + オンライン」形式で開催のお知らせ
12月16日(土)15:00から小・中学生を対象とした<駿台ジュニア天文教室>をオンラインと対面形式で開催します。講師は中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)です。
天文学に絶対必要なものは、なんと言っても「望遠鏡」ですね。望遠鏡は、レンズや反射鏡を使って目に見える「光」で宇宙を観測するものですが、じつは宇宙からは目に見える光以外にもいろいろな放射がやってきます。たとえば「電波」、「赤外線」、「紫外線」、「X線」などなど。そしてそれぞれの放射について、「電波望遠鏡」、「赤外線望遠鏡」などの特別な望遠鏡があるのです。
「電波望遠鏡」は、日本では長野県の野辺山高原にある、直径45mという巨大なパラボラアンテナが有名です。これは特に、電波の中でも高度な技術を要する「ミリ波」という電波を用いて宇宙を観測しています。そしてこのミリ波電波は、空気中の水蒸気成分に吸収されやすいので、観測所は空気や水蒸気の少ない高原地帯に作られます。日本では海抜1300mの野辺山高原に作られましたが、世界最大級のミリ波望遠鏡は、南米チリのアンデス山脈の中の海抜5000mの「アタカマ砂漠」の高地に作られました。これが「アルマ」望遠鏡です。
ジュニア天文教室では、この「アルマ望遠鏡」でどのようなことが観測できるのか、これまでにどんなことがわかったか、などについてお話しします。ぜひ参加をお待ちしています。
◎<第9回駿台ジュニア天文教室> オンラインと対面のハイブリッド形式で開催
【講演のお申込み方法】 ◆型 式:対面(駿台学園視聴覚室にて実施)またはオンライン(使用アプリ:Zoom) ◆定 員:20 名 + オンライン20名程度(受付順、定員になり次第、申し込みを締め切ります) ◆締 切:12月13日(水) ◆ 申し込み方法:下記のURL上のフォームに必要事項ご記入の上送信し、お申し込みください。 https://forms.gle/9sfdirytwZiZzAqx6
・当日体温が37.5℃以上の方は参加をご遠慮ください。 ・講座中は、会話をお控えください。
【お問い合わせ】 ◎オンライン講演、その他のお問い合わせは、メール・電話で担当までお願いします。 03-3913-5735 tenmon@sundaigakuen.ac.jp 担当 布施(篠原) |