お知らせ

学校行事

高校2年生修学旅行 第1期 リポート 1日目

第1日 東京→鹿児島

12月10日(火)、2023年度の第1期の高校2年生の修学旅行(国内・5泊6日)が始まりました。第1期は九州を南から北へと縦断する日程です。因みに、第2期は年明け3月で、九州または国外(イタリアとイスタンブル)で実施です。

さて、今回の修学旅行、初日は羽田発の全日空機で晴天の鹿児島に到着、最初に向かった知覧町では、まずは腹ごしらえということで、鹿児島の郷土料理である鶏飯を味わいました。

昼食後は知覧特攻平和会館の見学です。第二次世界大戦末期の沖縄戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影や遺品、遺書などを見ました。加えて、第二次世界大戦の概要や出撃直前の特攻隊員の様子を紹介した映像も視聴、生徒は戦争のむなしさや平和の大切さを学びました。この2年間、世界のあちこちで新たな戦争や戦闘が勃発、平和が78年間続いてその有り難さを十分認識できなかった現代人は、特攻隊の史実から多くを学ぶ必要があります。

次に、仙厳園へ向かいました。仙巌園は1658年に島津光久によってつくられた島津家別邸です。「磯御仮屋」や「磯庭園」とも呼ばれ、国の名勝文化財に指定されています。庭園の広さは約5へクタール(甲子園球場約1.3個分)と広大で、園内のいたるところに薩摩藩・島津家の歴史、文化を物語る文化財が残されています。桜島や鹿児島湾が借景という雄大な庭園で、生徒は鹿児島の豊かな自然に圧倒されていました。

あっと言う間に過ぎ去った1日目でしたが、充実したものとなりました。修学旅行は始まったばかりですので、最後まで気を引き締めてほしいと思います。