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第1回<駿台ジュニア天文教室>および開室式「対面 + オンライン」形式で開催のお知らせ
4月20日(土)15:00から小・中学生を対象とした<駿台ジュニア天文教室>と開室式をオンラインと対面形式で開催します。2011年度からはじまった本教室も、今年で14年目を迎えることになりました。今年度もいっそう興味をもってもらえるようなお話・実験をしていきたいと考えています。
さて、今月のメイン・テーマは「太陽の黒点や爆発の活動」で、講師は中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)です。 ジュニア天文教室では、毎回かならず太陽の表面の現象を観察していますが、最近はひんぱんに黒点や爆発が見られるようになってきました。そこで今回は、この黒点と爆発について、現代の天文学でわかっていることを説明したいと思います。
まず「黒点」ですが、太陽の表面に見える小さな黒い点、これは一体何なのでしょうか?答えは「磁力線」です。磁石が鉄を引きつける力を「磁力」といいますが、磁力は「線」のような形で遠くまで伸びて行きます。そしてこの線は「束(たば)」になってパイプのような形を作りますが、これを「磁束(じそく)」といいます。太陽の中にあった磁束が表面に現れたものが「黒点」になるのです。磁束の中では熱が流れにくいため温度が低くなり、光が弱くなって、磁束のあるところは黒く見えますが、実際には明るい表面の3分の1くらいのエネルギーで輝いているのです。
ではなぜ太陽の中には「磁束」があるのでしょうか? 残念ながらこれはまだわかっていません。また、この磁力線のあるところではときどき大きな「爆発」が起こるのですが、これについてもそのメカニズムはまだよくわかっていません。新学年・新学期から、ぜひ天文・宇宙のことをもっと勉強してみましょう。今年度も楽しいお話と実験をしていきますので、ぜひ参加をお待ちしています。
◎<第1回駿台ジュニア天文教室> オンラインと対面のハイブリッド形式で開催
【講演のお申込み方法】 ◆型 式:対面(駿台学園視聴覚室にて実施)またはオンライン(使用アプリ:Zoom) ◆定 員:20 名 + オンライン20名程度(受付順、定員になり次第、申し込みを締め切ります) ◆締 切:4月17日(水) ◆ 申し込み方法:下記のURL上のフォームに必要事項ご記入の上送信し、お申し込みください。 https://forms.gle/9sfdirytwZiZzAqx6
・当日体温が37.5℃以上の方は参加をご遠慮ください。 ・講座中は、会話をお控えください。
【お問い合わせ】 ◎オンライン講演、その他のお問い合わせは、メール・電話で担当までお願いします。 03-3913-5735 tenmon@sundaigakuen.ac.jp 担当 布施 |