卒業生の声

３年間で一番印象に残っているのは、海外サマースクールでの体験です。コロナで高１、高２の夏には実施されず、受験勉強真っ只中の高３夏休みに参加することは多少ためらいがありましたが、それを差し引いても得難い体験ができたと思っています。

他国の学生とも一緒に学習することができ、周囲の生徒のプレゼン能力の高さには驚かされました。もちろんリスニング能力も向上し、受験にも大いに役立ちました。

さらには自発的に学び表現する力を身につけ、厳しい環境で最大限に力を発揮し、知識を習得することができました。普段の授業ではできない経験が、私にとって大きな財産になっています。

3年間、先生方や友人に恵まれた学園生活を送ることができました。

＜特選コース＞で学びはしましたが、部活を通じて他コースの友人もたくさんできました。テニス部の仲間とは、時に協力し時に衝突しと、得がたい経験ができて、今でもよく連絡を取っています。

受験に関しては＜特選コース＞の有難みを強く感じました。担任の先生は早くから面談などを通じて様ざまな受験方式の存在を教えてくれて、英検上位級取得が有効であることを知り、早い時点で２級を取得したことは大きかったと思います。コロナ禍で通学できない時期には、教科担当の先生方にZoomで質問をしたり、解いたものをデータで送って解説をしていただいたりと、オンラインを活用した個別対策で理解を深められたことが実力の向上と自信につながりました。

今でも駿台学園での出会いにとても感謝しています。

駿台学園で過ごした３年間は、とても有意義な時間でした。

所属していた＜特選コース＞はクラス替えもなく、勉強に集中できる環境だったと思います。特に私は、かなり早い段階から外国語系の大学に進学したいと考えていたので、留学生と同じクラスで過ごすことができたのは、とても大きかったです。リスニングやスピーキングの力は飛躍的に向上しました。また違う文化への好奇心も高まっていったので、より今の大学に進学したいという気持ちが強くなりました。

大学での大変さは高校時代とはまた違うものですが、希望の進路に進めたという成功体験が現在の自分の自信になっていると強く感じています。

社会人になって駿台学園で学んだことのありがたさを実感しています。中高の6年間を駿台学園で過ごしましたが、特に高校では自主性が求められる場面が多く、行事なども仲間たちと話し合いながら企画に取り組んだことをよく覚えています。

在学中はずっと野球部に所属していましたが、部活動でもクラスでも先生方がほどよい距離感で見守ってくださったこと、信頼して生徒に任せるという態度を取ってくださったことから、失敗をしながらも前に進める行動力が身についたのだと思います。

このような経験が今の自分の基礎となり、また自分が教えている生徒たちにも伝えられたら、と日々教壇に立っています。

駿台学園出身であった母の勧めと、子どものころから仲がよかった先輩が進んでいたこともあって、この学校を選びました。

バレーボール部の活動では駿台学園で学んだことが、プレー面だけでなく人間力の成長にもつながっていたと思います。

高校時代は日本ユースの代表として何度も海外へ行く機会がありましたが、つたないながらもなんとか英語でコミュニケーションをとることができ、異国の人と楽しく会話することができました。学校で学んだことを活かすことができたのが、うれしかったですね。いま、物怖じせずに人と接することができるのは、駿台学園で培われたものだと思います。

私が駿台学園に進学を決めたのは、「本物を学ぶ」という言葉に惹かれたからです。入学してからは、クラシック音楽・オペラ・歌舞伎・能など様ざまな舞台芸術に実際に触れる機会があり、机上では学ぶことのできない教養を身につけることができました。在学中は音楽・吹奏楽部に所属し、クラシック音楽に興味を持って大学では西洋音楽を学びました。

社会人になった現在でも、お客様や上司と音楽の話で繋がることができることも多く、駿台学園での経験があってこそだと思います。高校時代の先生方や友人とは今でも連絡を取り合っており、音楽をはじめとした駿台学園での経験は一生ものだと感謝しています。